Sedai書2 60代までの歩み―

鹿児島市医師会の鹿島友義会長が、「源氏物語」を本格的に勉強したのは63歳のころ。

志学館大学学長(当時)の伊牟田経久さんの「源氏物語を読む」という大学の公開講座へ通う。

伊牟田経久さんは、鹿島友義さんが、鹿児島大学医学部に在職中の同僚で顔なじみ。

学生時代の戻った気分で講座を楽しんだ。

せっかく、「源氏物語」を学んだのだからと、試しに医学的見地からら登場人物の「病気」に絞って考察を加えた。

それによると以下である。

光源氏の母・桐壺の更衣:ストレスによる心身症

光源氏:マラリア

柏木:反応性うつ状態

葵の上:糖尿病前状態

大君:神経性食欲不振症

「作者・紫式部の的確な観察力が図らずも、医学的な常識に合致した人物造形を可能にしたのだろう。彼女には人間というものが」確り見えていたのだ」

鹿島友義さんの「医者が診つめた『源氏物語』という1冊の本に興味がわいた。

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